取り組みの意義
全国でもまだ珍しく、京都市では初となる「耐火木造オフィスビル」が2016年1月から着工しました。
日本三大銘醸地のひとつである京都・伏見の中心に建築される建物は、そこで働く人々だけでなく、有数の観光地である周辺への景観や、自然環境へも配慮した木構造体を使用し、まるで京町屋のような外観を伴ったオフィスビルです。太陽光発電計測事業を中心とした先進企業がオーナーであるこの建築物は、まさに温故知新の考えからスタートしたプロジェクトです。(※当社調べ)
日本三大銘醸地のひとつである京都・伏見の中心に建築される建物は、そこで働く人々だけでなく、有数の観光地である周辺への景観や、自然環境へも配慮した木構造体を使用し、まるで京町屋のような外観を伴ったオフィスビルです。太陽光発電計測事業を中心とした先進企業がオーナーであるこの建築物は、まさに温故知新の考えからスタートしたプロジェクトです。(※当社調べ)
木造軸組工法の認定
政府の指針でも拡大が推し進められている建築への木材利用の拡大は、今や 2020 年の東京オリンピックの主要会場でもある新国立競技場もその影響を受け、その重要性を全世界へ向け発信されています。
今回の取り組みは、規制の厳しい市街地の防火地域でも「火災時に延焼を抑えて倒壊を防ぐ木材」を使い、国土交通省による 1 時間の耐火認定を取得すれば、中高層の木造建築が可能になり、その認定工法を使うことで「耐火木造オフィスビル」を実現することが出来ました。
今回の取り組みは、規制の厳しい市街地の防火地域でも「火災時に延焼を抑えて倒壊を防ぐ木材」を使い、国土交通省による 1 時間の耐火認定を取得すれば、中高層の木造建築が可能になり、その認定工法を使うことで「耐火木造オフィスビル」を実現することが出来ました。
木造建築物の今後
世界最古の木造建築物は奈良の「法隆寺」で1400 年以上の歴史がありますが、一方世界最古の鉄筋コンクリート造の建築物はフランス・パリの「サン・ジャン・ドゥ・モンマルトル教会」で 110 年ほどの歴史しかありません。
新国立競技場の建設をきっかけに益々注目を浴びる木造建築物は、住宅以外の商業施設やオフィスビル等で私たちの身の周りで目につく機会が増えていくことでしょう。
新国立競技場の建設をきっかけに益々注目を浴びる木造建築物は、住宅以外の商業施設やオフィスビル等で私たちの身の周りで目につく機会が増えていくことでしょう。
- ■ 木造4階建て(延床面積:784平米)
- ■ 主要構造体:大断面積層木構造体
- ■ 所在地:京都府京都市伏見区
- ■ 施主:株式会社ラプラス・システム(http://www.lapsys.co.jp/)
- ■ 設計:流体計画株式会社
- ■ 施工:流体計画株式会社
- ■ 完成時期:2016年9月末竣工予定
- 流体計画株式会社 広報担当
- TEL:075-602-3533
- FAX:075-602-3534
- E-Mail:info@ryutai.jp