2011年の夏、弊社代表山田が被災地を訪問した時のご報告です。
【被災地を訪問して①-1 : 7/16~7/18 】
宮城県山元町の常磐線、山下駅の風景です
今回訪れた場所の中で
なぜか一番せつない風景で
写真に収めねばいられない気持ちになりました
線路は果てしなく雑草で覆われ
復旧のめどもまったく立っていません
東京から宮城県内まで350kmに渡る路線
ほとんどが沿岸部分
福島県では原発から1kmと離れていない
ところを走っています。
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【被災地を訪問して①-2 : 7/16~7/18 】
宮城県もこの日は真夏日
33度ぐらいあったのでしょうか
幾らも作業しないうちに
汗が体中から吹き出してきます
熱中症を警戒しながら
多めの休憩を心がけ作業は続きます
時折、荷物の整理に帰ってこられる地元の方々
皆さん一様にすれ違いざま深々と頭を下げ
『ありがとうございます』、『ごくろうさまです』と
声をかけていただきます
疲れた体にも、そんな声をかけていただく度に
またまた、がんばれたりするのが不思議です
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【被災地を訪問して①-3 : 7/16~7/18 】
7月17日、二日目の作業です
実は作業内容は当日にならないとわかりません
毎日地域のボランティアセンターで
住民ニーズとボランティアの数などを
勘案しながら割り振りがなされます
ハードな作業もあれば
さほどでもない作業もある
とまあ、そんな感じです
前日のまずまずハードと思われる側溝掃除の余韻が
体のあちこちに残っていました
恥ずかしながら密かに、ソフトな作業、ソフトな作業
と心の中で口ずさんでおりました
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【被災地を訪問して①-4 : 7/16~7/18 】
今回の仙台行き、正直に告白すると
あまり乗り気ではありませんでした
仕事などの都合ももちろんなのですが
あまりに遠く、そしてあまりにも非力なのは分かっていたからです
結論からお話しすると
心の底から行って良かったと思っています
宮城県亘理郡山元町
その庁舎の前に仮設テント仕立ての
災害ボランティアセンターはあります
夏休みはじめの三連休最初の土曜日
その朝は日本全国から集まった若い人であふれかえっていました
(我々のようなおじさんももちろんたくさんいますが・・・・。)
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