『どんな手段で私たちの考え方をお客様にお伝えするのか?』そんな悩みから生まれた ショールームがリライブでした。 そのお店を彩った様々な商品にまつわるストーリー。 現在の200年住宅へ続くそのお話達を少し皆様にご紹介いたします。
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これは、作者であるサヴィニャックが自伝の冒頭で記している言葉です。 その言葉通り、友人(ベルナール・ビュウモ)と開いた二人展に出展した 『モンサヴォン』のポスターが認められたことから、彼のポスタリストとしての 人生は脚光を浴びるようになったのです。 サヴィニャックが注文をされていないにもかかわらず、いわば趣味で描いた モンサヴォンの牛乳石鹸のポスターの魅力の虜となったのが、 他の誰でもなく1949年にロレアル社と合併した モンサヴォン社の社長自身でした。
そのポスターこそ、この1949年に制作された『MONSAVON』 石鹸と牛が一体化したデザインは、 一目で商品が牛乳石鹸だと分かる秀逸な構図。 なにより首をかしげた牛の何とも言えない表情に目元が緩んでしまいます。 サヴィニャックの優しいユーモアがあふれるこの作品。 色遣いは彼の作品によく登場する青と紫の組み合わせでシンプル。 この後発表する作品群で「ユーモリストにして詩人」と人々に言わしめた サヴィニャックのその作品の個性が凝縮されている一作といえるでしょう。 サヴィニャックの出生作と言うにふさわしいこの作品、 当時のオリジナルは日本に3枚しか輸入されていません。 その1枚が弊社ショールーム relive! にあります。 リネン打ち(いたみやすい紙なので裏から布を貼って補強します)も 施してあり、大変貴重な1枚です! |
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1957年にブルーノ・ダネーゼとその妻ジャクリーン・ヴォドツによって イタリア・ミラノに設立されたダネーゼ(DANESE)社。 1960年代には「デザイン関係者はミラノを訪れるとDANESEに必ず立ち寄る」 といわれるほど、イタリア・モダン・デザインにおいて重要な役割を担って いました。「人間は生まれてからいつもモノと関わり合いながら生きている。 だからこそ、モノは私たち人間にとってもっとも身近な存在であり、非常に 重要な意味をもっている」との商品哲学を持ち理想高く活動を続けていました。 この哲学に形を与えたのが、ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マリに代表される アーティストたちです。DANESEの商品はこのようなアーティストによる素材と 美の探究と、それを精巧に形にする職人の技術、ダネーゼ夫妻による 「長く使い続けられる良品を」という消費者としての対話が生み出した という点で、企業とインダストリアルデザイン、アーティスト、消費者が つながった希有な成功例の賜物でもあるのです。 そのDANESEの作品の一つがエンツォ・マリが発表した積み木 「16 ANIMALI 」の復刻。ダネーゼを代表するデザインプロダクトの 1つで、エンツォ・マリがDANESEの「EDIZIONI PER BAMBINI 」 という シリーズで制作した積み木。 16匹の動物はエンツォ・マリの資格研究の結果により生まれた形であるとともに、 子どもたちには、もの本来の持つ形への興味をかき立てるものとなっています。 |
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ハワードプロダクツ社はカリフォルニア州、ロサンジェルスとサンフランシスコ の間にある太陽の光輝く町、パソロブルスにあります。オレンジオイルを初めて 世に生みだした会社でもあるのです。 ハワード社のウッドケア商品は30年以上アンティーク家具業界で、 なくてはならない基準であり続けています。 簡単に新しいものに買い換えるのではなく古い家具をレストアし、再生する。 「再生」というのがひとつのキーワードになるのではないでしょうか。
オレンジオイルは他のウッドクリーナーのように木部塗装をかさかさにすることなく アンティーク、家具、キッチンキャビネットを含むすべての木製品の表面の汚れを 取り つやを与えます。オレンジオイルは木目の深み、色合い、天然の美しさを 高める一方、感想とひび割れを防ぎます。 又、パインやオークのような無塗装の木やチークのようなオイルを施した 木の汚れ落としと維持にも優れています。
レストアフィニッシュは仕上げ塗装をはがすことなく、木表面の軽度の損傷・キズ 等を修復するための液状フォーミュラで使用する木部の着色系統別に9種類の カラーがあります。 レストアフィニッシュはキズにより白く変色・劣化・色あせした箇所を顔料で修復し、 目立たなくする効果があります。 |
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