マルシェ、フリマ、蚤の市など、言い方や形態は様々ですが、
実際に商品をつくられた作家さんが小物や雑貨を展示販売されて
いる「手作り市」が好きで、買う気も無いのに、よくブラブラと
冷やかしに行っております。

特に京都ではほぼ毎日どこかで開催されて、この１２月だけでも
５０回以上、市場がつくられているそうです。
晴れた日ならどの手作り市も人でにぎわっていて、そのファンの
多さもさることながら、供給側の売り手も非常に多くおられるのに
驚かされます。

そんな中、先日、手作り市に売り手として参加してきてしまいました。
とはいっても、私の奥様がその友人と共同出店をするために、
事前準備や搬入作業を行う「男手」としてのお手伝い参加です。

奥様はプロの作家ではありませんので、趣味の延長での出店でしたが、
結果、七五三シーズンでファミリー層が多く訪れていた連休日という
ことも重なり、そこそこの集客があったようです。

利益はとんとんくらいと聞いていますが、試作品やら打合せなどの
活動経費とか入れたら赤字と違うんじゃないかな…、という無粋な
つっこみは入れずに、傍から温かく見守っておりました。

友人との企画立案、商品開発、販売促進、接客販売などなど、仕事で
ないならこんな楽しいことはない(!?)といった様子で、生きがいや
やりがいを感じながら趣味に没頭している奥様がとても輝いて見え、
大変うらやましく感じた経験でした。

(tera)