私は先日、家族で福井の恐竜博物館に行ってきました。
福井の山の中にあるので
地方の残念な博物館かと思いがちですが
規模も大きく、とても立派な博物館です。

ドーム型で無柱空間の広大な展示スペースには
数十体の恐竜の骨格や動く実物大模型
映像展示など盛りだくさん。

黒川紀章設計で建築としても見どころが多く
半日遊んで、小学生の息子も大人も大満足でした。

しかし、その日息子が一番目を輝かせたのは
恐竜ではありませんでした。

帰りがけに博物館の敷地内にある広場で遊んでいた時です。
息子が木の上に生きたヘビを発見しました。
すると、そいつを棒でつついたり
恐る恐る指で触ってみたりして大興奮。

５０センチくらいの
どこにでもいる小さなシマヘビですが

触ってはじめて分かるひんやりとした感触
にょろにょろとすべるように木を下りる様
地上を這う時の意外に俊敏な動き

はじめて見るヘビは
子供の想像を超えるものだったのかもしれません。
大はしゃぎでいつまでもヘビを追っかけていました。

実物に勝るものはなし。
恐竜のことは忘れてしまったのか・・

車で往復６時間かけて
ヘビに会いに行ったようなもんでしたね。

（サカ）