今年最終戦~長良川クリテリウム~②
冬の長良川クリテリウム:縦長の川原コース3km×3周のレース
「クリテリウム」とは
他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを何度も周回する
自転車ロードレースのこと。
さぁ!いよいよ出走である。
序盤はみんな様子見で、向かい風なこともあり、かなりのスローペース。
サイクリング的な感じでいよいよ復路側へ向けてのカーブ。
集団でのコーナーリングは接触しそうで怖い。慎重に。
コーナーを立ち上がった瞬間「ビューン」と一斉に皆のスピードがあがる。
ここで遅れては作戦失敗となる。必死で集団に食らいつく。
やがて2周目。またまた向かい風となり、一気にスローダウン
またもやサイクリング状態。集団の中腹に位置。
そこでしびれを切らした友人Y君!
私の耳元で「行くぜぃ」と一言。
彼は集団の先頭の方へ。ついに行ったかと思いつつも、
私には遂行しなければならない作戦がある。ここは我慢。
そして復路・追い風エリア。スピードが上がる。
いよいよ最終3周目!向かい風エリアへ。
先ほどの復路でY君を抜いたのか。前に彼を見ることはなかった。
おそらく後ろについているのだろう。
さすがに3周目向かい風エリアでも少しずつペースが上がる。
皆位置取りに必死だ。私も負けじと、徐々に位置をあげる。
さぁ!最終コーナーを曲がって追い風コース残り約1.5km弱。
猛烈にスピードが上がる。わけもわからずついていくが、かなりきつい!
誰かの後ろにつかねば!おいていかれるぅ~~待ってくれ~~
もうそろそろか、もうそろろか、と思うがなかなかゴールが見えない。
息ができなくなってきた・・・あかん!
・・・みえた!ゴールやっ!
最後の踏ん張り!頑張りたくても頑張れず
・・・足がうごかんっ!うぉーーーー
前に12,3人いただろうか。たぶん20位以内はいけただろう。
よく頑張った。
序盤ペースが遅かったことと、作戦がはまったこともあり
なかなか良かったのではないか。
レース後は相変わらず、生まれたての子羊状態。
自転車から自力で降りれず、捕まるものをさがす。
上位の方々は悠々と自転車を降り、歩いている。息もそれほど上がっていない。
いつもながらに場違いなところに来てしまったと感じる時である。
なんとか立てるようになり、待機場所へ帰る。
その途中、友人K君の出走だった。大声で名前を呼び激励した。
彼なら10位以内は大丈夫だろう。
フラフラになって待機場所についたころ
自分の名前が場内に放送されている。どうやら10位に入ったようだ。
正直うれしい・・・だが素直に喜べない。
この後の「ネックス杯」出場は想定外なのだ。
しんどいのは目に見えている、というかこの状態で走れるのか?
複雑な気持ちである。11位のほうがよかったかな?
友人たちがすごく喜んでくれた。うれしかった。
表彰台すら狙っていた友人K君はレース前のタイムトライアル出場が祟ったのか
残念ながら一緒にネックス杯を走ることはできなかった。
結果は見えていたが、せっかくなのでネックス杯も出場した。
周回遅れになると記録が残らないので、なんとか周回遅れだけは免れたかった。
かろうじて記録は残せたものの、結果はべったくそ。
当然といえば当然であるが・・・。
今年最後のレースとしては、課題だらけであるが
モチベーション向上のねたとしても満足な内容であった。
「まぁ無理せずほどほど」にをモットーに続けていきたい。
春にも同じ会場でレースがあるらしい。
次回は一つでも順位があげれるように頑張りたい!
正月は食べすぎに注意せねば。。