第 6 回
【住宅ローン減税について】
こんにちは。
9月に入って少し涼しくなってきた気がするけど、まだまだ暑いね。
ぼく、見たとおり体が毛むくじゃらだから暑いのは苦手なのね。
次の回では「秋らしくなってきましたね。」って言えるといいね。
さて今回は「住宅ローン減税」のお話をするのね。
住宅ローン減税っていうと、
「聞いたことあるけどどれくらい安くなるものなの?」
・・って思ってる人多いんじゃないかな。
簡単に言うと、住宅ローンで借りた金額の残り一部と
同じ分だけ税金の負担を軽くしてくれることなのね。
つまり、
「もっと家を買ったり建てたりしてくださいね。
そうしてくれたら税金を安くしますよ。」
・・っていう、国がみんなにむけたメッセージなのね。
でも、消費税が上がりそうなこの時に、
なんで減税してくれるんだろう・・って不思議に思っちゃうよね。
これには、税制の優遇策でひとりでも多く、
少しでも早く家を買ってもらって
景気がよくなってほしいっていう思いも含まれているのね。
だからこの制度があるうちに買ったり建てたりした方がお得なのね。
今のところ、平成25年12月31日までに住むことが前提の制度になっているよ。
それじゃ、次にいくら減税できるのか・・?
っていうことをみてみるのね。
減税される金額は
「年末時点でのローン残高の1%」
例えば、年末時点で住宅ローン残高が3000万円なら
その1%の30万円が減税になるよ。
じゃあ、減税っていうけどその30万円はどこから減らされるのかな?
これは「所得税」と「住民税」の2つから減税するのね。
自分が所得税にいくら払ったか・・
なんてすぐに答えられる人は少ないと思うから
仮に所得税を年間で15万円払っているとして考えてみるね。
さっきとおんなじように、年末の住宅ローン残高が3000万円とすると
その1%の30万円が減税されることになるから
所得税にかかる15万円は全額減額ということになるのね。
でもこれじゃあ、まだ残り15万円、減額分が残っちゃうよね。
そこで、登場するのが「住民税」。
残りはここから引きましょうということなのね。
ただし、「住民税」からの控除額には上限があって、
前年の課税所得税額の5%で上限が97500円となってるのね。
前年の課税所得税額がもし500万円とすれば、
その内の5%は25万円。
控除額の上限が97500円なので
減額分の残り15万円分の内、
97500円が住民税から控除されることになるね。
このローン減税、ローンを返している間ずっとあればいいんだけど
期間が決まっていてね、残念だけど10年間の期限付きなのね。
でも、このローン減税は景気が良くなるようにって作られた
特別措置だから、ある間に使っておいた方が得なのね。
突然、今年いっぱいで打ち切りですってことがあるかもしれないよ。
※詳しいことはこちらのホームページで確認してね。
それじゃ、次回もお楽しみにね!
by みぐもん