第16回【住宅資金援助】
すっかり秋めいてきましたね。先日のニュースでは早くもおせち料理の予約が始まると伝えていました。
そのうちクリスマスやお歳暮、といったワードが飛び交い始めるんでしょうね。気ぜわしいですね。
気ぜわしいといえば住宅購入を考えられている方にとって年内で終わるお得な制度があります。
住宅購入資金を親から援助してもらうことを検討される方はぜひ読んでくださいね。
3年前から始まった親から子への住宅購入資金援助の非課税枠が年内で終了します。
重要なポイントをお伝えしますね。
省エネ住宅の場合は1000万円、それ以外の場合は500万円が非課税となります。
通常、贈与を受けた場合はその金額に応じて税金を払うことになっています。
贈与税、というやつですね。
親からお金もらうのにも税金化かかるの?とお感じの方がいらっしゃるかもしれませんが、
法律で決められているのでどうしようもないことなんですね。
ただ、家を買ったり、建てたりする場合は上記の金額までは税金をはらわなくていいですよ、
という制度が年内で終わるんですね。
ちなみにこの制度がなければ1000万円の 贈与を受けた場合、贈与税は231万円にもなります。
1000万円援助してもらったのに769万円しか使えない、ということになっちゃうと困りますよね。
先ず、お伝えしたいことは1000万円の援助をフルに使うには年内に贈与を受け、
翌年の3月15日までに購入もしくは建築した家に住むことが条件ですよということです。
来年以降の税制は今現在決まっていないので、先のことは何とも言えませんが、
早めに準備しておくことは言うまでもないですよね。