第15回【中古+リフォームローンについて】
毎日暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
前回と前々回では住宅価格と住宅ローン金利は上昇傾向ですよ、という内容でした。
予算的に新築にこだわらず中古住宅を手に入れてリフォームをお考えの方々も多くなってきました。
同じ予算であれば新築よりも中古の方が一般的には安く手に入れることができ、
浮いた予算で自分好みにリフォームするのもいいですよね。
そこで今日のテーマは「中古住宅+リフォーム」のローンについてです。
さて、みなさんはどちらでしょうか?
「中古住宅を買って、しばらく住んでからリフォーム」
「中古住宅購入と同時にリフォームしよう」
“なんか違うの?”と思った方、もしくは「住んでからリフォームのほうがいいんじゃない」と思った方、
いらっしゃるかもしれませんね。
中古住宅もリフォームも手持ちの資金で払える方、つまり現金で買えます、という方は気にしなくてもいいと思います。
「中古住宅、リフォーム、どちらもローンで」とお考えの方はこれから先、必読です。
「中古住宅を買って、しばらく住んでからリフォーム」
「中古住宅購入と同時にリフォームしよう」
上記のかかるお金は同じかもしれませんが、ローンの組み方が全く変わってきますので注意してくださいね。
「せっかく買ったのにリフォーム出来ない!」なんてことにも場合によってはあり得ますから。
リフォームのみのローンをお考えの方はこれからお話しする3つのポイントに気をつけて頂きたいんです。
1.融資額に限度がある。代表的なリフォームローンの融資額は50万円~500万円。
2.金利が3~4%と住宅ローンと比較すると高い。(住宅ローンは変動だと1%以下)
3.借入期間が最長で10年と住宅ローン(35年)と比べると短い。
借入金額が限られているため理想のプランを諦めてはいけなくなったり、住宅ローンと比べると、
金利が高く借入期間が短いために月々の支払いの負担が大きくなったりします。
中古住宅購入とリフォームを同時にすれば、併せて住宅ローンで借り入れできるので、
理想のリフォームを無理のない支払いでできます。
購入して、しばらく住んでからリフォーム、
とお考えの方は事前にリフォームローンについて確認しておいてくださいね。