景気対策
【景気対策】
さる1月9日
平成26年度の補正予算が閣議決定されました
これを受けて
国土交通省が住宅政策の目玉である
二つの制度の概要を公表
『なんや、決まってたんか~い!』
と突っ込みたくなりますが
長引く増税の反動に待ったをかけるべく
国交省渾身の一撃となるのでしょうか?
特に目新しい事も無い
いつもの政策ではありますが
結局のところ一番効果の高い政策は
実績のある地味な政策であるという事なのかもしれません(笑)
まずひとつめは
住宅エコポイントの復活
その名も『省エネ住宅ポイント制度』
エコ住宅の新築・購入や
既存住宅にエコリフォームをした場合に最大30万ポイント
併せて耐震改修を行う場合は
最大45万ポイントが受け取れるしくみです
こちらに関しては
前回大好評であったことと
慣れ親しんだ仕組みである事で
多くの申込が見込まれます
そしてもうひとつが
フラット35Sの金利優遇の上乗せ
実は
私自身としては
こちらにより大きく着目しています
特に目新しくも無い
昔から活用されてきた手法なのですが
今回は
ベースとなる金利がかなりの低金利
2015年1月の実行金利が1.47%と
過去に例を見ない史上最低の金利なのです
省エネ住宅であるフラット35Sの
認定を取得した住宅は
上記の金利から最初の10年間
0.6%を優遇し0.87%の金利に据え置かれます
これはもはや銀行の金利を
はるかに下回ってしまいました
彼らが『民業圧迫だ!!』と
怒りのシュプレヒコールを上げるのも
無理はないのかもしれません・・・
3000万円を35年で借入した場合
通常のフラット35と比べても
約94万円総支払が少なくなる計算になります
増税分に相当すると考えると
かなり大きな金額なのではないでしょうか?
最近弊社も
いただくお問合せ数が増加傾向にあります
もしかすると少しづつ
景気が上向きになっているのかもしれません
このまま細く長く成長して行ってくれたら・・・
国民の大いなる願いであります
(BOSS)