フラッグ
久しぶりの巨匠シリーズです
我が家のリンタロウ君
いつの間にか中学二年生です
小さなころは
大人びたシュールな言動も
かわいい!かわいい!ともてはやされたものですが
中学二年生になった今となっては
ただの屁理屈言い、憎たらしい小僧です(笑)
がんばって受験した学校では
アメリカンフットボールのクラブに入部
元来、運動が苦手な彼には
過酷すぎるぞ!と
お父ちゃんは懐疑的であったのですが
これに関しては
お母さんの専権事項
半年以上に渡る洗脳を経て
本人もその気になったようなのです(笑)
足は遅い、球技も苦手
なにより人を押しのけてでも勝ちたい
そんな意欲にも欠ける
はたして彼につとまるスポーツなのか?
実は私、かなり心配していたのですが・・・・
でも、捨てる神あらば拾う神もあるもの
アメリカンフットボールには
体の大きい子供達が活躍できる
ディフェンスライン(以下ライン)
というポジションが存在し
そんなに走れなくとも
ボールにさわれなくても
なんとか参加させてもらえるようなのです
良かった、良かった
先日の休日
フラッグフットボールの大会が行われました
通称フラッグ、と呼ばれるそのスポーツ
アメフトの面白さを老若男女
どんな人も手軽に楽しめるように考案されたスポーツ
タックルは禁止
腰につけた旗(フラッグ)を
取られた時点でプレーが止まります
学校の体育の授業にも取り入れられ
急激に人気が高まりつつあるスポーツです
中学校のアメフト部
このフラッグにも参加しています
基本的なルールに大きな違いが無い為
大事な練習試合的な位置づけになっているのです
しかし、ラインの子供達はというと
自慢の体重で
相手をディフェンスするのが本来の仕事
スピードと敏捷性がもとめられる
フラッグではほとんど出番がありません
ああ、今日も出番なしか・・・・かわいそうに
そんな中、我がチームの相手
かなり『がんばれベアーズ』的なチーム
えっ、意味わかんない!って
あまり強くない発展途上のチームという意味です
そんな相手であったからか
50点もリードしていた余裕からか
はたまた
見学の父兄へのせめてもの気遣いなのか
監督の親心、さく裂!
ラインズのぽっちゃりくん達が
試合に登場です
我が子も
ノッシ、ノッシとばかり登場
息子含め
見るからにキレはありません
ドタ、ドタ、ドタ、ドタ
ドズ、ドス、ドス、ドス
遠目にも重そうな一群が
一生懸命フィールドを走り回ります
その時、QB(クォーターバック)からのパスが我が息子に
奇跡的に
見事キャッチした彼は
そのまま一目散にゴールへ
ドスドスドス
ドスドスドス
そして見事にタッチダウン!
『やったー!』
親バカ軍団、拍手喝采!
帰宅した彼に
感想を尋ねたところ
『めちゃくちゃ、うれしかった!』と大喜び
『実は、パスしてもらったんも初めてや・・・』と
不覚にも
その不憫さに涙が出そうになりました(笑)
へんてこな話しなんですが
ラインはパスも受けない、ボールもさわらない
ひたすら相手とぶつかるだけ
という、かなりMなポジションなのです
私にはその面白味が、またくわかりません(笑)
きっと彼にとって今回が最初で最後
人生で唯一のタッチダウンになるんだと思うと
やはり、ちょっと切ないなぁー(笑)
(でもね、息子よ、陽は当たらなくとも
人のお役にたってるのだから、がんばれ!)
(そのまま、ドスドス行けばいいのだぞ!
わんぱくでもいい、逞しく育ってほしい)
そんな、私に
息子がニコニコと一言
『まあ、これで思い残すことないな!』
なんじゃそりゃ!
(BOSS)
我が家のリンタロウ君
いつの間にか中学二年生です
小さなころは
大人びたシュールな言動も
かわいい!かわいい!ともてはやされたものですが
中学二年生になった今となっては
ただの屁理屈言い、憎たらしい小僧です(笑)
がんばって受験した学校では
アメリカンフットボールのクラブに入部
元来、運動が苦手な彼には
過酷すぎるぞ!と
お父ちゃんは懐疑的であったのですが
これに関しては
お母さんの専権事項
半年以上に渡る洗脳を経て
本人もその気になったようなのです(笑)
足は遅い、球技も苦手
なにより人を押しのけてでも勝ちたい
そんな意欲にも欠ける
はたして彼につとまるスポーツなのか?
実は私、かなり心配していたのですが・・・・
でも、捨てる神あらば拾う神もあるもの
アメリカンフットボールには
体の大きい子供達が活躍できる
ディフェンスライン(以下ライン)
というポジションが存在し
そんなに走れなくとも
ボールにさわれなくても
なんとか参加させてもらえるようなのです
良かった、良かった
先日の休日
フラッグフットボールの大会が行われました
通称フラッグ、と呼ばれるそのスポーツ
アメフトの面白さを老若男女
どんな人も手軽に楽しめるように考案されたスポーツ
タックルは禁止
腰につけた旗(フラッグ)を
取られた時点でプレーが止まります
学校の体育の授業にも取り入れられ
急激に人気が高まりつつあるスポーツです
中学校のアメフト部
このフラッグにも参加しています
基本的なルールに大きな違いが無い為
大事な練習試合的な位置づけになっているのです
しかし、ラインの子供達はというと
自慢の体重で
相手をディフェンスするのが本来の仕事
スピードと敏捷性がもとめられる
フラッグではほとんど出番がありません
ああ、今日も出番なしか・・・・かわいそうに
そんな中、我がチームの相手
かなり『がんばれベアーズ』的なチーム
えっ、意味わかんない!って
あまり強くない発展途上のチームという意味です
そんな相手であったからか
50点もリードしていた余裕からか
はたまた
見学の父兄へのせめてもの気遣いなのか
監督の親心、さく裂!
ラインズのぽっちゃりくん達が
試合に登場です
我が子も
ノッシ、ノッシとばかり登場
息子含め
見るからにキレはありません
ドタ、ドタ、ドタ、ドタ
ドズ、ドス、ドス、ドス
遠目にも重そうな一群が
一生懸命フィールドを走り回ります
その時、QB(クォーターバック)からのパスが我が息子に
奇跡的に
見事キャッチした彼は
そのまま一目散にゴールへ
ドスドスドス
ドスドスドス
そして見事にタッチダウン!
『やったー!』
親バカ軍団、拍手喝采!
帰宅した彼に
感想を尋ねたところ
『めちゃくちゃ、うれしかった!』と大喜び
『実は、パスしてもらったんも初めてや・・・』と
不覚にも
その不憫さに涙が出そうになりました(笑)
へんてこな話しなんですが
ラインはパスも受けない、ボールもさわらない
ひたすら相手とぶつかるだけ
という、かなりMなポジションなのです
私にはその面白味が、またくわかりません(笑)
きっと彼にとって今回が最初で最後
人生で唯一のタッチダウンになるんだと思うと
やはり、ちょっと切ないなぁー(笑)
(でもね、息子よ、陽は当たらなくとも
人のお役にたってるのだから、がんばれ!)
(そのまま、ドスドス行けばいいのだぞ!
わんぱくでもいい、逞しく育ってほしい)
そんな、私に
息子がニコニコと一言
『まあ、これで思い残すことないな!』
なんじゃそりゃ!
(BOSS)