覚悟の磨き方
【覚悟の磨き方】
久しぶりに本を読んで涙が出ました
それもほんの短い文章・・・
いや、文章と云えないほどの
短いセンテンスで・・・・・
吉田松陰
説明は不要なほどの有名な方です
松下村塾を主宰し
高杉晋作や伊藤博文
山縣有朋らを送り出し
明治維新に
大いなる影響を及ぼした
偉大な教育者です
教科書レベルの知識しかなかった私にとって
吉田松陰の実像は衝撃的でした
どちらかといえば物静かな学者さん
のイメージしかもっていなかったのですが
どうしてどうして
ものすごく熱い人だったようです
その生きざまを垣間見た時
まさに武士
モノノフとしか感じられませんでした
彼の残した言葉の数々に触れ
私自身が普段から感じるけれど
うまく言葉に出来ない事を
ズバッ、ズバッと
言い当てられたようで
ぼんやりした靄が
スーッと晴れていくような感激を覚えました
長く長く
理を説いた学者のように思うのだけれど
実は松陰は30歳でこの世を去ります
松下村塾も開設期間は
わずか2年半ほどだとか・・・・・
それなのに後世に
こんなにも影響を与えた吉田松陰という人は
何者だったのでしょうか?
私は普段から
『覚悟』という言葉を大切に考えています
そしてその『覚悟』を
これほど明確に磨いた人物は知りませんでした
歴史にはあまり興味が無かったのですが
吉田松陰先生の事は掘り下げてみたいと思います(笑)
弟子たちを友と呼び
旅の途中であろうと
牢獄に入れられようと
死を目の前にしようと
自分が信じる生き方を貫き通した吉田松陰
『やらなければならないことがあるなら、
それは誰かがなさなければならない。
もし誰もやらないのであれば、喜んで私がやろう。
その結果が英雄と称されようが
死罪となろうがそれは私の知るところではない』
そんな生き方の人だったそうです
かっこよすぎますよね(笑)
最後に
不覚にも涙をこぼしてしまった
辞世の句をご紹介します
『身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂』
(私の身がここで滅んだとしても、私の日本人としての魂は、ここに置いていくことにします)
吉田松陰先生、万歳!なのです(笑)
(BOSS)