ニシンの骨
【ニシンの骨】
大工さんが
無垢の床をせっせせっせと
貼り込んでくれている真っ最中
1月末の竣工に向けて
鋭意、仕上げ作業の進行中です!
『あれ? ちょっと変わった貼り方だな・・・。』
と気づいていただいた方
ピンポーン!大正解です
写真の貼り方
洋風に言うとヘリンボーン(にしんの骨)貼
和風に言うと矢羽貼とか網代貼と言います
タイルなどでもよくみられる手法ですが
かなり昔風な凝った技法で
クラシカルな佇まいを醸し出せる所がお気に入り!
ただ、難しくて手間がかりな分
大工さん泣かせだったりもします(笑)
でもこのヘリンボーン貼
最近少しブームなのか
かなりの割合でオーダーされるようになってきました
『流行はきちんと巡り巡り廻っている』
という証なのでしょうか?(笑)
しかし随分と不思議な事です
外国でも古い建物になればなるほど
多用されるヘリンボーン貼
日本でも遊び心ある茶室の天井などに
大昔から使われていました(数寄屋造りなど)
どちらが先なのでしょう?
それとも自然発生的にかぶっているのか・・・?
考えれば考えるほど不思議です(笑)
今度ゆっくり掘り下げてみたいと思います
(BOSS)