巨匠のカメラ
巨匠の後姿です(笑)
中の良い友人でもあり
京都一の庭師さん(笑)でもあり
ボランティアクラブの同僚でもあります
いっしょに仕事すると
同じ苗字なので、かなりの確率で
『兄弟ですか?』とか
『親戚ですか?』とか言われ
説明がめんどくさくなった最近は
ついに、遠縁の親戚という事になりました(笑)
弊社モデルハウスの予定地に
ついに『巨匠』が降臨です(笑)
冗談ばかりの会話の中に
時々風景を切り取って
ひとりで何やらぶつぶつと・・・・・
きっと頭の中で
ランドスケープデザインが
ぐぉーっと、形を成しているのでしょうね
よく庭を指して
『宇宙』というような例えがあります
しかし、彼の仕事振りを見ていると
まさしく宇宙そのものを感じずにはいられません
そう、ここだけは、本当に大まじめな話なのです(真面目)
ふと見せる真面目な表情
おもむろにカメラを構えます
『流石巨匠や!、気になるアングルで写真撮ったはるわ・・・』
頭に刻んだ借景を、後から検証するのです
愛用のカメラは
デジタルですが、かなり年季の入ったカメラ
『流石、こだわりのカメラやな・・・
きっとこれで無いとダメやねんな・・・・』
と眺めていると
シャッターを切るたび
カメラから・・・・『プシュっ』と小さな音が
そして、なぜかわからんけれど
カメラの上からちいさな煙がポワッと出るのです
『い、い、いま、カメラから煙出たで!?』
驚愕する私を振り向いて
巨匠がニヤッと一言
『そやろ、だから手放せへんねん。
みんなびっくりしやはんねん・・・』
『子供かっ!』