コンシェルジュの時代
コンシェルジュ
もともとはホテル等でゲストに対して
様々な便宜をはかる職種を指す言葉として日本に入ってきました
ただ最近は街を歩けば
あちらこちらで様々なコンシェルジュに遭遇します
定義をまとめてみると
お客様が何でも相談できる窓口を設けて
豊富な知識に基づいてそれぞれに合った提案をするようなサービスや人
という事になるのでしょうか・・・。
情報そのものは
インターネットなどを活用し
瞬時に多くのものを得られるようになりましたが
そうなればなるほど
人の口から生の情報を聞きたい
反面教師的な
そんなニーズが強くなっているのかもしれません
ある意味皮肉な側面です(笑)
横浜市が
全国ワーストであった待機児童を
わずか3年間でゼロにしたと大きな注目を集めています
全国で絶賛されているその政策
具体的なその手法の中にも
このコンシェルジュが登場しています
1:民間企業の参入促進による認可保育所の整備
2:認可外だが同市が保育士数や面積などの基準を定めて認定する「横浜保育室」の増設
3:ニーズに応じた保育施設の紹介を行う「保育コンシェルジュ」の導入
1は規制改革、2は権限の移譲(地方分権)
どちらも喫緊の課題と多くの人が認識している
『今でしょ!』的な手法です
でも、私自身は政策の肝になったのは3なのではないかと想像しています
働くお母さん方にしてみれば
これ以上に頼れる存在は無かったはず
実際問題
若いお母さん方が口コミのみに頼り
良い保育園を探している、というのは
良く聞く話で、
傍から見てても
『細い糸を頼りに良く頑張って調べているんだなあ!』
と感心することが多いのです
あまりに行政側の提供する情報不足が
無策に写っていました
現代社会
手段が便利になればなるほど
心が不便になっていきがちです
常にコンシェルジュの心がけをもたねば!ですね