りゅうず瓦
平等院の鳳凰堂の竜頭瓦(りゅうず)です
約6mの降棟を体に見立てたのでしょうか
その先端が竜の頭になっているのです
見事な装飾ですね・・・・。
現代ではめっきり少なくなった瓦葺
まして、鬼瓦を注文される方など
現代の建築業界では絶滅危惧種に指定されるかも
平等院鳳凰堂は1053年に誕生しました
藤原頼通が極楽浄土を模して建立したのが始まりです
この竜頭瓦はもう少し後の時代のモノのようで
そもそも、最初は瓦ですらなかったとか
こんな大きな社寺でさえ
時代の変遷とともに
変化していくのでしょうね・・・・・。
しかし、やはり木造建築は素晴らしい!
日本人の誇りと言っても良いのではないでしょうか?
この建築物は約1000年近く存在している計算になります
そしてきちんとメンテナンスしていけば
まだまだ何百年もその姿は存在し続けるはずです
いかに技術の粋を集めて作られたと言っても
スカイツリーやグランフロントが
西暦3000年に残っているとは到底思えません
そんなこんなをいろいろ考えると
やはり、木造は素晴らしい!という結論しかないのです!
人間はDNAの99%がお猿さんと一緒と言われています
そして、なんとなく高いところに登ると気分が高揚したりします
きっと、木登りしていた太古の昔から
木との相性は抜群なのだと思います
だから、私はHABITA(ハビタ)が好きなのかもしれません