鉄の女
マーガレット・ヒルダ・サッチャー
言わずと知れた元イギリスの元首相です
2013年4月8日、87歳のその生涯に幕を閉じました
保守中の保守としての政治信条を持ち
数多くの新自由主義政策を断行
フォークランド紛争では
一歩も引かないその姿勢が
多くのイギリス国民に支持されました
近年の政治家では
極めつけに
強いリーダーシップを持った指導者です
数々の男らしい発言からついた
鉄の女というニックネームにも
うなづいてしまいます
真骨頂のエピソードが
フォークランド介入に躊躇する議会で
『この場には男は一人しかいないのですか?』と
煽ったというのですから、大したもの
勿論一人というのは
サッチャーさんご自身をさしての言葉だったそうです
いやはや、スゴイおばさんだったんだ・・・・・・・・。
ちなみにこの呼び名はロシアにもらったようで(笑)
さしものシロクマ達もサッチャーさんには手を焼いていたのかもしれませんね
在任期間の11年間
私にとっては中学生から20代後半までという
人生で最も糸の切れていた頃(笑)の出来事なので
全くと言ってよいほど記憶は残っていません
ただ、その後の様々な機会に
比喩としてひっぱり出されたり
その語録が引用されたりと
確かな存在として
その大きさを感じることは多かったのです
社会進出の進む
女性の象徴として
祭りあげられることもしばしばなのですが
ご本人は
『女性運動を声高にやる人は嫌いです。男女の別に関係なく、人間は能力で決まる。』
と、はるかその上を行く人であったようです(笑)
でも、
良いお母さんであって
やさしいお祖母さんであって
しかも世界一強い心を持つ政治家であって
そんな事可能なのでしょうか?
時間が出来た頃
サッチャーさんの映画(メリルストリープ主演)を見て
じっくり考えたいと思います
最後に数多い語録の中で
最も好きなものを書き添えます
心よりのご冥福をお祈り申し上げます
考えが言葉になり
言葉は行動になり
行動は習慣に
習慣が人格になり
人格は運命を形作る