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畳のお話

 

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畳のお話

 

tatami1.jpg


弊社のお客様

様々な年代の方がいらっしゃるのですが
やはり中心となるのは
初めて住宅を取得される、お若い方が多いように思います


打合せを進めて行く中で
結構な割合で話題に上るのが

畳の部屋が必要か否か?です


この話題
定点で見つめている我々にとっては
なかなか興味深い話題です

というのも
同じような年代の方でも
その考え方には
かなりの差が見受けられ
それぞれがかなり強い主張を展開されるのです(笑)


『畳の部屋があるのが当然!』と言い切るお客様

『できればあるほうが嬉しい・・・』と少し控えめなお客様

『今どき、畳の部屋は必要なし!』と真っ向否定のお客様


本当に様々なのですが

なぜ、こんなにも差があるのか?
どんな哲学がそれを強い口調で語らすのか?(笑)

皆目見当もつかないのですが
私なりに考えてみました(笑)



まず、畳はいらない!と
真っ向否定タイプ

これは意外にわかり易いパターンが多く

『比較的築年数の古い建物の(昭和40年代以前)
畳の部屋に長く暮らしておられた経験をお持ちの方』

『子供の頃から洋風の部屋にあこがれたけれど
フローリングの部屋はお兄ちゃんおねえちゃんに奪われ
残った和室でロックバンドやアイドルのポスターを
貼りたいのだけれど、土壁だからポロポロして
ポスターが剥がれてしまい『今に見てろよ!』と思っていた方』

(あきらかに偏見ですね(笑))


続いて
当然畳必要!の場合

このパターンは
やはり畳でゴロゴロすることに
何より癒される!
という方が多いみたいです

決まってコタツとみかんの
ワンセットで考えておられるのも面白いところです

どちらかというと
男性に多いパターンかも知れません・・・・・・。

コタツ→みかん→ゴロゴロ
完璧に強いイメージが出来上がってしまっているようです(笑)


最後に迷われるタイプ
まあ、もちろんこれが普通なんですけれどね(笑)

比較的、お家の事を考えて間もない方に多く
イメージが具体的に固まっていない場合が多いように思います

そんなときは
なるべく長期間のイメージを持ってご判断いただけるように


子育ての時、重宝する良い面のお話や

フローリングにくらべるとお手入れに気を遣う
ネガティブ要素のお話など

なるべくバランスよくご相談することにしています


『それでも、なかなか決めかねる・・・・。』
というお客様へのオススメとしては

壁や天井の仕上は
リビングやダイニングなどに準じた
洋風の仕上にして

コテコテの和室ではないけれど
ユーティリティープレーヤーとして
畳のスペースを設置する

という感じでしょうか?


自身の経験として
子育ての時代には
かなり畳が活躍した記憶があります

個人としても
もちろんゴロゴロ派なので
畳、最高!のタイプだと思います(笑)


そしてなにより
大昔から日本の気候風土が育ててきたスタイルです

『古くて正しい事を新しい方法で』

を標榜している私が
悪口を言えるわけがありません(笑)

やはり 畳、最高! なのです