YMCA(Young Men's Christian Association)とは?
このブログにしばしば登場するYMCA
みなさんその名はよく御存じなのですが
意外に正確に理解しておられる方は少ない・・・。
まあ、関わりのある私にとっても
なかなか分かりにくいんですけれどね(笑)
『知ってる、知ってる、水泳教室でしょ』
『英会話学校ですよね』
『子供がスキーでお世話になったのよ』
どれもが正解なのですが
どれもが少し説明不足なのです
困ったときのウィキペディア
少し調べてみました
『YMCAは1844年、ジョージ・ウィリアムズら
教派を異にする12名のキリスト教青年によって、
イギリス・ロンドンで、キリスト者に限らず
青年層に対する啓蒙および生活改善事業のための
奉仕組織として創立された教育・スポーツ・福祉・文化など
様々な分野の事業を展開する非営利公益団体である。』
という訳で
YMCAの活動理念の根幹には
大きくどかっと、キリスト教の教えが横たわっています
私の知っているYMCAにかかわる人に
優しい良い人が多いのもそういう訳なんですね
でも時々良い人過ぎて、
『大丈夫かな!?』って事もあるんですけれど・・・・。
時代はまさに産業革命
世界が工業化へ向かう過程において
貧富の格差が大きな問題となっていきました
そんな時代を背景に
青年層への啓発と生活改善を旨として
YMCAが誕生したといわれています
その後1880年、日本初のYMCAとして
東京YMCAが開設されました
その際、初代会長に就任した小崎 弘道(こざき ひろみち)氏が
Young Men の部分に『青年』という訳を充てたのが
この言葉の語源となったといわれています
実はYMCAにはこの他にも日本初がいっぱいあります
有名なところではバスケットボール
日本で初めてオリンピックに出場したのもYMCAの関係者だそうです
些細な事ではありますが
関係者として誇らしくもあります
私が所属する京都YMCA
三条柳馬場に所在します
青少年・青年の育成のみならず
発達障害児に対する支援プログラムや
病気の子供たちに対するプログラム、
一般ボランティアの育成や
地域につながる奉仕活動など
書ききれないほどの様々な社会奉仕活動に取り組んでいます
2011年には公益財団法人の認定をいただきました
益々責任重大です
そしてこのYMCAの活動
特筆すべきは会員組織として運営なされている事
日夜献身的にお仕事してくださる職員の皆さん
本当に連日頑張っていただいています
でも決してこの組織は職員の皆さんだけで成り立っているわけではなく
この運動に共感しサポートしようという
心を共にする多くの会員の協力によって運営なされているのです
熱心な会員さんは
週に二度三度足を運びます
きっと癖になってしまって
用事もないのに来ている人も
混じってるんだと思いますが(笑)
皆さん本当に熱心だ
そういう私も、まあまあ熱心かもしれませんが・・・。
私自身、ときどき考えるのです。
『くそ忙しいのになんでこんな事してるんだろう?』って
忙しい仕事に無理やり区切りをつけて
『今日は打合せ、明日はボランティア、来週は街頭募金、、』
なんで?って
うまく言えないのがもどかしいのですが
一言でいうと、私にとっては『バランス』のようなもののようです
仕事に対しての両輪のもう片方・・・・。
かの有名な発明王、トーマスエジソンの言葉に
『私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない。
何をやっても楽しくてたまらないから。』
私もそんな風に思えるようになりたいと常々考えます
でも現実には
苦難もあるしトラブルも続発する
怒られることもあるし裏切られることだってある
孤独な社長業は
心がくじけそうになるんです(笑)
そんな日々を
フラットな心に戻す為
そんな感じなのかもしれません
でもYMCAってなかなか素敵ですよ!
子供たちの笑顔を見ることが好きな皆さん
是非とも会員になってくださいね
ちなみに、私は無信仰に近い仏教徒です(笑)