シュトレン増殖中
『えー、50個』
『うーん、大丈夫かな・・・・・』
お願い!
『う、うん、なんとかするわ・・・・・』
毎年聞かれる、とある会話です
弊社では
クリスマスを迎える頃
その年お世話になったお客様を中心に
『シュトレーン』という
ドイツのお菓子ケーキをお配りしています
ドイツのドレスデン発祥と言われるこのお菓子
ラム酒に付け込んだドライフルーツや
マジパンを練りこんだ
ずっしりとした重さが特徴
廻りはビッチリと粉砂糖でおおわれ
進む熟成にあわせて
少しづつ切り取って食べるのがドイツ流だとか
素朴で
手作りで
昔から変わらぬスタイルで
弊社のモノづくりの考えにも通じる
シンプルさがうれしいのです
実はこのシュトレーンを
京都伏見区は藤森にある
ココキラリというパン屋さんの
内田オーナーに作っていただいています
この内田さん
たびたび私のブログにも登場するのですが
これまた不思議なご縁で
最初はクライアントと建築業者の関係だったのが
やがて気の合う友人となり
ボランティアクラブの活動を通じて終生の友となり
もうすぐ兄弟になるかも(笑)な近しい人なのです
そんな関係性を利用し
無理に無理を重ねてお願いしているシュトレン
おかげさまで今年はついに50個になりました
冒頭の会話は、そんなお願いを
ゴリゴリ押し込んでいる風景なのです
いよいよ来年あたりは
無理かもしれません
『年末のかきいれ時に、勘弁してよ!』
と怒られる可能性高し!、、、、、どうしよう!
悩む私の元に
シュトレンが到着したお客様から
一通のお礼のメールが・・・・
『手作りのお菓子ありがとうございました。
社長さんスゴイ才能なんですね・・・・
お店で食べるより、何倍もおいしかった・・・・・』
そうか!その手があった!
来年はいよいよ、パティシエデビューのようです・・・・・。