世界のポリスマン
銃をバンバンぶっ放しながらのカーチェイス
お決まりのハリウッド映画のパターンである
私自身、そんな痛快な映画が好きだと
昨日のブログでも書いたばかりだ
でも、20人の子供達が
射殺されるという痛ましいニュースを聞くと
物語と現実のはざまで
複雑な思いを抱いてしまう・・・・。
写真は涙するオバマ大統領だ
言うまでもなく
世界一の銃社会のアメリカ
日本人のメンタリティーからすると
このような凶悪事件が立て続けに起こっているのに
世論が動かないことに驚愕を覚える
1999年のコロンバイン高校の事件
2007年のバージニア工科大学銃乱射事件
2011年には上院議員までが凶弾に倒れ
6人の命が奪われた
今年の7月にもコロラド州の映画館で
12人が殺害される銃乱射事件
そして今回・・・・。
実はアメリカ合衆国憲法には
国民が武器を保有・携帯する権利を侵せない
と明記されている
2008年、10年に
連邦最高裁が銃規制を違憲と判断した事により
憲法上の強力な権利となってしまっているそうだ
先日の衆議院選挙の後
維新の会の橋下代表代行に対して
アメリカの記者が『右翼』という表現を使った
橋下さんは憮然として
『主権のある国家にバンバン爆弾を落とす、アメリカにだけは言われたくない』と言い放った
この質問からして
かなり間抜けな世界のポリスマンぶりだ
自分たちの事はあまり理解できていないらしい
アメリカに対抗する国々の気持ち
少しだけだがわかるような気もする
残念ながらチェンジする気は無いらしい
お国柄というのはたやすい事だけれど
この先もこの類のニューズに触れざるを得ない
考えるだけで
暗澹としてしまう