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カエル顔な車

 

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まちにまった発売です

再三このブログでもお知らせしていた
リーフ・トゥー・ホームがついに発売となります


このシステム、実は何のことはない

単に車に貯めた電気を
住宅へ給電出来る、と
言ってしまえばすごくシンプルな話しなのです

その簡単そうで
今までなかった考え方こそが

今の日本を救う
救世主となるのかもしれません

このカエル顔の
お世辞にもカッコいいとは言えない車
侮れない実力を持っているのです


日本の電力料金は全国的に
電力需要の高い時間帯は高額で
低い時間帯は低額という傾向にあります

オール電化料金などでは
お昼の24円以上に対して
深夜の8円など、と
実に3倍もの差がありました

俗にいうエコキュートや電気温水器は
深夜の安い電力で翌日に使用する
お湯を作り置きすることで
経済的なメリットを追求したわけです

それでは、深夜の電気を貯めて置いて
翌日の照明やエアコンに利用出来たら?
誰しもそう考えるのですが
その技術のブレイクスルー!
これが難しかったのです


でも今回のリーフトゥーホームの発売

これがもしかすると大きなうねりの第一歩になるかも?
私はそんな風にさえ考えています


秘密はずばりその蓄電池としての容量にあります

24kwh、一般家庭では
約2日分の電気が賄えるぐらいの量となります


昨年の大震災後
住宅メーカーや電機メーカーから
矢継ぎ早に蓄電池が発売されました

テレビニュースなどでも
『パソコンと冷蔵庫と携帯電話の充電を2~3時間・・・』
などと大層に取り上げられていたので
記憶に新しいのではないかと思います

発売当時は1kwあたり70万~100万と
大変高額でありました

少し値ごろ感が出つつあるとはいえ
まだまだ高価な商品です

なによりいざという時に
コンセントからの給電は不可能になり
蓄電池と各種機器を
つなぎ直さねばならないというのも億劫な話です

地震(ぐらぐら) → コードリール(がらがら)→ コンセント差し替え → 2時間で終了

という具合です


今回のリーフトゥーホームの大きな魅力のひとつは
災害時などに、勝手に家に給電してくれて
普段通りの生活が続けられるという事でしょう


もうひとつ最大の魅力が
ズバリ経済性ポテンシャルの高さです

夜間の安い料金の電気をリーフに貯めて
料金の高い日中に給電することで

家庭で支払う電気料金を
大幅に節約することが可能になります


太陽光発電などと組合わせて使用すれば
電力会社からの電力に頼らずとも(電気代0円)
自分の家で発電した電気だけで生活できるようになります

まさに究極の地産地消であり
これ以上のエコハウスは存在しません

2012年夏の電力需給にも
大きく貢献することが可能ですね


原発1基をなくそうとすると
30万戸の住宅に太陽光発電を設置せねばなりません

確かに膨大な数字です

でも少なくとも爆発したり
土地を汚染したりする可能性のないクリーンなエネルギーです


原発稼働の是非を問う事とともに

このような具体策を練り続けていくことが重要なのだと思います