家族ニコニコ発電所2号機:後編
【前篇より続く】
写真は昨年(23年)4月から
今年の3月までの一年間の明細書です
左側が売電(関西電力に買い取ってもらった明細書)
右側が買電(同じく支払った金額の明細書)です
通常太陽光発電を設置していない方は
右側の支払明細書だけになります
太陽光発電の発電量は
真夏が最も多いと考えられがちなのですが
実はそうでもありません
高温になりすぎると
発電量が低下する特性を持つため
4月5月ぐらいの方が
発電量が多くなります
そしてまだまだエアコンなどの
電力消費の大きな機器を使用しないので
もっともインセンティブが働く時期でもあるのです
画像は最もたくさんの売電収入のあった4月の明細書です
使用期間(1)が3月22日から4月20日
関西電力からの請求金額(2)が4683円
売電収入が(3)の20064円
差引すると電気代が0円の上に15381円の収入があった計算となります
支払料金の4683円が驚きの少なさなのですが
以前のマンション住まいの時は
8000円以上の電気代を支払っていらしたとの事なので
長期優良住宅仕様の効果もあなどれないですね
そして
何より特筆すべきは
奥様の節電への意識の高さ
ご家族でスローライフを楽しみながら
エコ生活を送っておられます
画像の下部分
『受給電力量のお知らせ』とあるのが
買い取っていただいた費用の内訳です
ひと月の発電量が418kwh(5)
単価が48円(4)
418 × 48 = 20064円(3)という訳です
ほらね!すごい成績でしょ
ただし、この買取価格も
現在は42円となっているので
注意が必要です
ところでこの費用
誰がどこで負担しているか
ご存知でしょうか?
実はそのことも
この明細書から読み取れるようになっています
上部分の(6)の部分に
『太陽光発電促進付加金』とあるのが
ご覧になれるでしょうか?
各ご家庭に配布される明細書にも
同じような記述があると思います
実はすべての家庭で付加されるこの部分の費用を
広く少なく集めることによって
買い取り価格の原資としているのです
時々、勘違いしている方が
税金である、とか
公金であるとかお話になっていますが
それは、まったくの間違いです
同じように一年間の明細書を
表にまとめてみました
年間トータルの売電量が3698kw
自分の家で消費している分もあるはずですから
すごく立派な数字です
売電金額が3698kw×48円 = 17万7504円の入金
買電金額は3169kw 単価は様々ですが 年間支払金額が6万1193円
差引すると電気代をすべて払った後に、11万6311円残ったことになります
私自身、普段から太陽光発電の効能を皆さんにお伝えしているのですが
さすがに明細書を見てみるとリアルさがより一層伝わります
こちらのお客様のお家では
これからもずーっと、電気代を支払わないで良いのです
仕事をしている時間帯はもちろんの事
ご家族で遊びに行っていても
旅行に行っても
天気が良ければ
せっせせっせとお家が発電してくれるのです
エライぞ! ニコニコ発電所一号機!
なんてかわいい家なのでしょうか?
これからも
ニコニコ発電所をどんどん建設して
お客様のニコニコ顔を増やしていきたいと思います