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『やまとぅのゆ (大和の世)』

 

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『やまとぅのゆ (大和の世)』

 

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1972年5月15日
日本に沖縄が返還されました

当時の佐藤栄作首相のスピーチ
子供心になんとなくの印象があります

あれから40年

沖縄は本当に日本に復帰したのか?


実は私、かなりの沖縄フリークです
仕事の関係もあり10年ほど毎年通いました

沖縄に住む人たちは
日本列島の事を
ヤマトと呼びます

そしてそこに住む人たちは
ヤマトンチュー

海人と書いてウミンチューと同じような言い回しですね


先日行われたアンケートの結果からも
ヤマトンチューとウチナンチュー(沖縄の人の意)
の意識の差はくっきりと浮き彫りになりました

琉球新報の記事によると
『沖縄が不平等に扱われている』と感じている人の割合は
沖縄に住む人の70%に対し
県外に住む人は30%程度であったそうです


長らく沖縄の地は
アメリカ軍と日本政府の都合によって翻弄され続けてきました

第二次世界大戦では
現在の日本が統治する国土で唯一地上戦が展開された場所でもあります(小笠原諸島の硫黄島を除く)

当時の沖縄では
『本土防衛のための捨て石となる』という事が平気で叫ばれ
結果24万人もの尊い命が失われました

そして、今でも沖縄県の全面積の10%以上が、アメリカの軍用地に使用されています


返還40周年を迎えるにあたり
最近の一連の報道を見ていて
デジャブのような感覚にとらわれます

あくまで個人的な意見ですが
原発の問題とダブって見えて仕方ないのです


『恩恵は享受したいけれど、危ないものは人任せ』

『基地やガレキを受け入れるのは、絶対嫌だ!』

『権利は主張するけれど、義務は全うしないよ!』


あー、情けない・・・・・・・。


今こそ、我らワイズメンの合言葉
『強い義務感を持とう、義務はすべての権利に伴う』を思い出さねばなりません



基地問題、経済振興の問題
様々解決せねばならないことはたくさんあります

でもどこぞの誰ぞみたいに
口だけでは不信感が増すばかり

今こそもう少し大きな枠組みで
考えなければならない時期に来ています


実は返還時にも
大きな反対が多々ありました

核の問題、本土並みという問題、交通の問題、警察権の問題などなど・・・・。

でも細かい事を棚上げにしてでも
『返してもらわねばならない』と日本国民の思いが一致した結果で返還がなされたのです


第二の戦後と言われる大震災後にあたり

国家百年の計に立った
日本のリーダーシップを期待したいと思います

沖縄の人々が
心から『良かった』と喜べる

『やまとぅのゆ』が訪れることを願っています

そしてそのために
自分たちに何ができるのかを
考え実践していきたいと思っています


『今年は久しぶりに沖縄に行こう!』

このブログを書きながら決めました
皆様ご一緒にどうですか?

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