船中八策
慶応3年、西暦に直すと1867年
土佐藩主、山内容堂へ大政奉還を促すため
京都へ向かう夕顔丸のうえで坂本龍馬が起草した
新国家体制の基本方針です
維新の会というぐらいですから
当然明治維新を意識しているのでしょうが
なかなかのスピード感です
世間ではポピュリズムであるとか
ハシズムなんて言葉も出てきました
ただ、そのぐらい言われるような人でないと
世の中は変えられないでしょうし
期待の裏返しと考えたほうが良いのではないでしょうか
2011年の年頭だったとおもいます
尊敬する経営者の方が
2010年度の学生が選ぶ漢字が『悩』と発表されたのを見て
『私は、社会を形作ってきた大人の一人として、
若い皆さんに大変申し訳なく、大きな責任を感じています』
とお話しなさった事があります
その率直な言葉は
私にとっては衝撃的な一言でした
景気の悪い事や
上手くいかないことを
他責にしていないか?
あらためて
自分に深く問いかけることにもなりました
橋下さんへの好き好きはあろうかと思います
でも、前向きにこの世界をより良いものへ変えようとするその姿には
すごく応援したくなるのです
坂本龍馬になぞらえるなんて
自信がなければできることではありません
橋下さんの持つこの国を変えようとする気持ち
しばらくは信じて応援してみたいと思います