土台
たまには建物の話をしなければなりません
こう見えても、建物を建てる会社の代表ですから・・・・。
写真は現在建築中の住宅の
基礎と土台の写真です
グレーに見える部分が
コンクリートの基礎と呼ばれる部分
少し茶色に見える部分が
土台と言われる木製の部分です
この『土台』という言葉
日常でも頻繁に使われる言葉でありますが
意外に建築上でのきちんとした意味は
知らない方が多いように思います
そこで、デジタル大辞泉で調べてみました
[名]
1 木造建築の骨組みの最下部にあって、柱を受け、その根本をつなぐ横材。建物の荷重を基礎に伝える。
2 建築物の最下部にあって、上の重みを支えるもの。基礎。「―石」
3 物事の基礎。物事の根本。「信頼関係を―から揺がす事件」
[副]根本から。はじめから。もともと。「―無理な相談だ」「―勝てるはずがない」
さすが、辞典です。上手に説明してあります
時々、土台と基礎を混同してる方がいらっしゃいます
建築的には、基礎は基礎
そして、土台と言うのは
写真中の木製の部分だけを指します
この土台の上に柱がニョキっとたちあがり
その柱が梁と呼ばれる横向きに太い材料で結ばれて
構造体が出来上がります
辞典の意味にあるように
建物の根本にある非常に重要な部分であるため
一般的な
さまざまな言い回しにおいても
活躍しているのだと思います
さあ、もう少しで棟上げです
事故の無いようにもうひと踏ん張りです