やり場のない怒り
宮城県亘理郡山元町、
大震災で大きな被害を受けた街です
幾度かボランティアでお手伝いに行きました
そのせいか親近感も覚え、
感覚的に肩入れしたい街でもあります
そんな山元町の
寂しい話題です
【宮城県山元町の常磐山元自動車学校の送迎車に乗車中や徒歩で帰宅途中、東日本大震災の大津波にのまれて亡くなった教習生25人の遺族は14日、「危険回避義務を怠った」として学校側などに計約19億円の賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。】10月14日:毎日新聞夕刊
先日も遺族が幼稚園を訴える、というニュースがあったばかりです
こういう話が、多分どんどん出てくるのでしょうね・・・・・。
残された遺族の立場に立つと
やりきない悲しみに
怒りの矛先を求める気持ちもわかります
ただ、現実問題として
学校側や幼稚園側に重大な過失があったとも思えないのです
どちらのケースもその時にそれなりの
避難指示や危機回避の策を講じているのです
実は昨日のボランティアクラブの集まりでも
同じ話が出て、皆で暗くなりながら考えていたのですが
結局、結論的なものは出ずじまい
「切ない話やな・・・。」と終わってしまいました
子を持つ親として
本当に悲しい話です
スティーブジョブスの名言で
「明日死んでしまうとしても今日はこの生き方をしただろうか?」
と鏡の自分に問いかけるそうです
自分もそうありたいと思います