RE:再生というキーワード
わが社の大事にしているキーワードのひとつに
「RE:再生」 という言葉があります
リフォーム、リノベーション、リサイクルなど
頭にREのついた言葉が、身の回りにもたくさんあり
ちょっとしたブームを作っているようにすら感じます
わが社の考える再生とは?
勿論リフォームして快適に暮らす事は大変重要なのですが
それだけでは誰にでもできる「普通」になってしまいます
そこに、何か一つプロとしてのエッセンスを加え
今ひとつ、高い満足度を感じていただけるように工夫しています
そのエッセンス
お客様によって様々なので、一概にこれという事ではありません
人によっては趣味であったり、仕事であったり
はたまた、子どもさんの事であったり、庭であったり
本当に千差万別、多種多様です
打合せを重ねる中からしかわかり得ない
ポイントなのです
ただ、共通して言える事は
そのお客様をご存じの第三者の方から見たときに
「なるほど、~らしいね」 と
納得してもらえるポイントとなっている事のようです
理にかなっている何かが確かにそこには存在し
三方よし的な、納得感を感じていただいているようです
写真の事例もそんなお話です
千里ニュータウンにある
建替えの済んだ後のマンション達なのですが
元々はほとんどが4階建てか5階建てでありました
高度経済成長期の日本の集合住宅の走りも
すでに40年が過ぎ、リプレイスに待ったなしであったのです
ただ、高齢化した入居者にとっては
高額の建替え費用負担が大きなネックになっていました
そんな中、社会問題として認識した行政の英断もあり
デベロッパー各社の奮闘もあり
何より管理組合として尽力した入居者のチームワークもあり
マンションの建て替え問題は少しづつ進んでいきます
今までのマンションを解体し、
同じ場所で行政の容積率緩和を受け
10階から15階建てのマンションを建設
新たに増えた住戸を販売しその売り上げで全体の建替え費用を賄う
大枠そんなスキームになっています
・古くから居住している人は費用負担なし(少なく)で新しく安全な住戸に住める
・新しい入居者は比較的便利な、歴史のある場所に新居を持つ事が出来る
・デベロッパーも地域社会の担い手としての役割を果たせる
まさに、三方よし、理にかなった事業スキームです
ついに首都圏の代表、多摩ニュータウンでも進みだしたとか
千里ニュータウンから始まったマンションの建替え問題
全国の先進的な事例となり着々と広がっているようです