時代の節目
11日夜の与野党の協議で
今国会で再生エネルギー法案が可決される道筋が整ったようです
世界の常識から言うと少なくとも5年は遅い!
が、しかし何はともあれです・・・・。
しかし、問題はその内容です
具体的に言うと
太陽光の買い取り価格が現行水準42円以下であれば
まったくもってお話にはならないでしょう
42円以上であればなんとか経済に与える良い影響が現れ
60円ぐらいになると中々おもしろい状況になりそうです
80円ぐらいだと一気に過熱して経済や金融に与えるインパクトも大きなものになります
ただ、アメリカの軍産複合体に相当する
日本の電力会社の猛攻は多分すさまじいものがあると思います
この道は電力会社解体に続く第一歩となるからです
今年のこの猛暑の中、国民は節電を合言葉にがんばっています
一日900人が熱中症で運ばれ、幾人かは亡くなってしまう
そんな中でも大声で文句を言う事もなくただ耐えている・・・。
被災地の人の苦しみに比べたら・・・・・。
福島の子供達に比べたら・・・・・。
皆さんそんな思いなのだと思います
その甲斐あってというのはあまりに悲しいのですが
大規模停電も起こらずに、なんとかなっていますね
実は昔も今も、足りない電気は真夏の数日間の
しかも日中数時間だけなのです
テレビでは節電、節電言うのをやめて
どんどん電気使ってください!と言わねばダメです
寝苦しい夜はどんどん電気を使っても良いですよ!と言わなけりゃ不公平
ただし、お昼の4時間ほどは皆で我慢しましょうね、という話なのです
福島から避難してこられたお母さんにお話を伺いました
楽しそうに遊ぶ子供たちの顔も見ました
生まれてくる子どもを心底心配しているお父さんとも話しました
結果、原発が無くても成り立つのであれば無いほうが良いと思いました
どうしても足りなくて必要ならばその分だけ動かしましょう
ドカンと一発で、人生を狂わされた人をこんなに生み出すものは必要なし!
神の火、とは良く言ったものです
残念ながら人間の手ではまだまだ制御できないのでしょう
ひとたび暴れだしたらだれも止められない
核分裂していない制御棒に四六時中水をかけて
5ヶ月目の今日、いまだ40度の熱を持っているそうです
人は何と恐ろしいものの蓋を、開けてしまったのでしょうか・・・・。