京都の南半分
7月27日の降り始めから30日までで
630mmを越える雨量を記録した新潟地方
流域の42万人に避難勧告が出され
お亡くなりになった方や、行方不明の方もいらっしゃる
最大規模の豪雨災害となってしまいました
京都市に置き換えると下京区、南区、伏見区の合計に相当する人口になります
人口密度から考えるとその面積は想像がつかないほどの広さとなるでしょう
自然のなせる技とはいえ、あまりにも酷く、節操が無い!
腹立たしい限りです
先日の雨を受け弊社の近くでも豪雨を原因とした
トラブルが多発しました
大手筋商店街が冠水し
通行する人のくるぶしまで水が来たそうです
弊社のお客様でも排水が
道路の下水本管から溢れて、流れなくなったせいで
屋内のいたるところで噴出して
樋を経由し天井などからも水があふれた現場がありました
建築のプロとして考えたとしても
まさに想定を上回る恐ろしい現象なのです
こんな事ばかり頻繁に起こるようになると
建物に対する根本的な部分から考えなおさねばなりません
ただ、その部分に備えるコストは
直接的に生活を豊かにしてくれるわけではないので
頭の痛いところなのです
降水量の想定から見直してみたいと思います